金曜日、ムラで母と壬生義士伝を観劇。

友の会先行抽選で当たったので、もしかしてチケットあるのかなと先着順で母の分をもう一枚買い足ししました。

なので別々の席での観劇。

私の周りはさすが友の会先行、間違いなく沼に片足突っ込んでいる人多数と思われ、ひとり観劇率も高くて安心でした。

オペラの上げ下げで誰のファンかは丸わかりでしたケド。

今回は、最近の観劇の中ではダントツで泣いてしまい、泣きすぎてむせました。(ゴメンなさい)

私の中では、だいもんは歌>演技だったのですが、とにかくだいもんの繊細な演技にこころを揺さぶられ続けました。

今回は芝居時々歌ぐらいの比率で、だいもんにもきぃちゃんにももっと歌わせてとは思いました。

前2作に比べてそもそも歌が地味過ぎるしね。

でも泣けるのでいい作品に雪組が仕上げたと思ってはいます。

私的には無限無双にダメ出しするならこの脚本も結構危ない方だとは思うのですが、それを跳ね飛ばす組力が今の雪組にはあるのかなと思います。

だいもん、きぃちゃんだけでなく、みちるちゃんが喋るたびにも泣きましたし。

でも、翔様あーさひとこの新撰組の華やかな面々に今宝塚観てるんだとときめくことが出来ますし、さきちゃんの苦渋にもこころ打たれます。

それと殺陣の切れ味！

やはり雪組の殺陣はシャープです。

もし、無限無双を雪組でやって武蔵をだいもん小次郎はさきちゃんは合わないので翔様、又八あーさ、出番をもう少し増やしてさきちゃんに御坊、つうをきぃちゃんがやってたらあんなに叩かれたかなぁなんて考えちゃったりしました。

(もちろん脚本以前にみやちゃんの出番が少ないのが最大の問題なのはわかっています)

きぃちゃん、はかなげな声がきれいなのですよね。

歌だけでなく、芝居の台詞もよかった。

だいもんにもう少し歌って欲しいという事以外は満足できる観劇だったと思います。

何より、頭真っ白になって泣けるという当初の目的は問題なく達成できます。

私は観劇前一切の情報を入れない主義なのでこれで心置きなく原作と映画を堪能できるぞぉ！

一粒で三度美味しいとは正にこの事ですね。

追記

友人があーさの大ファンなのでついついあーさを観てしまうのですが、あーさファンなら壬生義士伝は何度通っても美味しいと思います。

なんならずっとオペラであーさを追えるぐらい大活躍です。

とりあえずポストカード買って絶対見るべしとコメント付けて渡しておきました。